不動産会社の経営者様へ
週刊ライオネル通信
毎週金曜日、少人数の不動産会社が広告費をかけずに集客・成約率を上げる方法を、35年・1,000件超の現場経験からお届けしています。ここでは、これまでの配信をバックナンバーとして公開しています。
「週刊ライオネル通信」は、不動産経営コンサルティング ライオネル(運営:有限会社ライフステージ)が、不動産会社の経営者様に向けて、毎週金曜日お届けしているメールマガジンです。
第4号 2026年8月7日 丁寧にやろうとして、遅れていました
こんにちは。
不動産経営コンサルティング ライオネルの
すえひろ雅敬です。
「週刊ライオネル通信」は、
不動産経営コンサルティング ライオネル
(運営:有限会社ライフステージ)が、
不動産会社の経営者様に向けて
毎週金曜日にお届けしている
メールマガジンです。
先週は、
内見のあとに
「口コミをお願いします」の一言が
言えなかった話をしました。
今週は、
もっと手前の話です。
問い合わせが来た、
その直後の話です。
正直に書きます。
私は長いあいだ、
ネットからの問い合わせを
「急ぎではないもの」として
扱っていました。
紹介で来られたお客様には、
その場ですぐ動くのに。
メールで届いた問い合わせは、
「今日の仕事が片づいてから」
と、後回しにしていました。
悪気はありません。
ただ、
目の前の仕事のほうが
確かなものに見えていた。
それだけです。
でも、
お客様の側から見ると、
まったく違う景色でした。
問い合わせを送った人は、
送ったその瞬間から、
返事を待っています。
そして、
待っているあいだに、
別の会社にも問い合わせます。
返事が遅れた時間は、
こちらが休んでいる時間ではなく、
他社と比べられている時間でした。
ここで、
ひとつだけ数字をご紹介します。
ハーバード・ビジネス・レビューが
2011年に発表した調査です。
問い合わせから1時間以内に
接触を試みた会社は、
1時間を過ぎてから動いた会社に比べて、
見込み客として話が進む可能性が
およそ7倍高かった。
24時間以上あけた会社と比べると、
その差は60倍以上でした。
(出典:Harvard Business Review
「The Short Life of Online Sales Leads」
2011年3月号)
15年前の、
アメリカの調査です。
でも、
スマホで何社でも比べられる今のほうが、
この差は開いているはずです。
これを読んだとき、
背中が冷たくなりました。
35年やってきて、
接客には自信がありました。
でも、
接客の前に、
土俵から降りていたわけです。
会ってさえ、いなかった。
そこで、
決めたことがあります。
内容にかかわらず、
問い合わせが来たら
1時間以内に、一度だけ返す。
完璧な返事でなくて
かまいません。
「お問い合わせ、
ありがとうございます。
本日中に、
あらためてご連絡いたします」
これだけでいいんです。
きちんとした回答を
用意しようとするから、
遅れます。
私が遅れていた理由も、
まさにそれでした。
丁寧にやろうとして、
遅くなっていた。
丁寧さと、速さは、
別のものだったんです。
もし、あなたの会社で
問い合わせへの返信が
半日、一日と空いているなら。
それは、
手を抜いているからでは
ないと思います。
私も、そうでした。
まずは、
「1時間以内に、一言だけ返す」。
これだけ、
決めてみてください。
来週は、
私自身の話をします。
Googleの見直しを始めてから、
実際いま、何がどうなっているのか。
うまくいっていないことも含めて、
正直にご報告します。
今週も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
第3号 2026年7月31日 「口コミ、お願いします」の一言が言えませんでした
こんにちは。
不動産経営コンサルティング ライオネルの
すえひろ雅敬です。
「週刊ライオネル通信」は、
不動産経営コンサルティング ライオネルが、
不動産会社の経営者様に向けて
毎週金曜日にお届けしている
メールマガジンです。
先週は、
自分の会社のGoogleを
9ヶ月放置していた話をしました。
口コミは、たった1件。
今週は、
そこから何をしたかの話です。
そして今日も、
正直な話から始めます。
「口コミをお願いします」
その一言が、
私には言えませんでした。
内見が終わって、
お客様の顔を見ると、
思ってしまうんです。
今お願いしたら、
迷惑じゃないだろうか。
断られたら、
気まずいんじゃないだろうか。
そうやって、
何十件と内見を重ねながら、
一度も口コミをお願いしたことが
ありませんでした。
でも、あるとき気づきました。
お願いしていないのだから、
口コミが増えないのは
当たり前です。
何もしていないのに、
結果だけを気にしていました。
そこで、
変えたのは一つだけです。
内見が終わった後、
LINEで送るお礼のメッセージに、
一言だけ加えました。
「本日はありがとうございました。
もしよろしければ、
Googleの口コミで一言いただけると、
今後の励みになります」
それだけです。
長い文章も、
特別なお願いも、
必要ありませんでした。
言ってみると、
思っていたより自然に
受け止めていただけました。
断られることを
恐れていた自分が、
少し滑稽に思えたくらいです。
もう一つ、
始めたことがあります。
月に1回、
地域の情報を
Googleビジネスプロフィールに
投稿することです。
近所のお店の話でもいい。
季節の話でもいい。
大したことは書けていません。
でも、
更新が止まったままの会社より、
動いている会社のほうが、
お客様には
安心して見えるはずです。
正直に書きます。
口コミが劇的に増えた、
という段階ではありません。
まだ、
止まっていたものが
動き出したところです。
それでも、
お願いしない限り
ゼロのままだったことは、
はっきりしています。
もし、あなたも
口コミをお願いすることに
ためらいがあるなら。
それは、私も同じでした。
特別な言葉は、いりません。
次の内見の後の一言から、
試してみてください。
来週は、
問い合わせが来た「その後」の話を。
返信までの時間について、
私自身が反省したことを
お伝えします。
今週も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
第2号 2026年7月30日 口コミ1件、写真9ヶ月放置のままでした
こんにちは。
不動産経営コンサルティング ライオネルの
すえひろ雅敬です。
「週刊ライオネル通信」は、
不動産経営コンサルティング ライオネルが、
不動産会社の経営者様に向けて
毎週金曜日にお届けしている
メールマガジンです。
先週は、
問い合わせの「入口」について
お話ししました。
紹介と、ポータルサイト。
両方を育てる必要がある、と。
そして最後に、
「来週はGoogleでの見え方について」
とお伝えしました。
今日は、正直、
恥ずかしい話から始めます。
自分の会社のGoogleを、
9ヶ月放置していました。
今年、自社のホームページの
集客状況をあらためて数字で見てみました。
結果は、散々でした。
Googleビジネスプロフィールの口コミは、
たった1件。
写真は、
9ヶ月近く更新していませんでした。
地図に並ぶ近隣の同業者を見ると、
口コミが20件、
多いところは60件以上。
愕然としました。
35年、この仕事をしてきて、
相談も紹介も途切れたことはありません。
だから、
ネットでの見せ方は
ずっと後回しにしてきました。
それでも、
商売は続けられていたんです。
でも。
これからの10年を考えたとき、
このままでいいのか。
紹介という一本の足だけで、
この先も立っていられるのか。
そう思ったとき、
急に不安になりました。
紹介や口コミで
仕事が回っている会社ほど、
実は危ういと思います。
その足が細ったとき、
気づくのが遅れるからです。
私が、そうでした。
数字を見るまで、
自分の会社がどれだけ遅れているか、
まったく気づいていませんでした。
もし、あなたの会社のGoogleを
最後にいつ見たか思い出せないなら。
一度、スマホで見てみてください。
見た瞬間、
何かが変わるはずです。
私も、重い腰を上げました。
私が整理した
「MEO対策の基本5項目」を、
自分の会社で一つずつやり直しています。
①店舗情報を正確に書き直す
(電話番号、営業時間、対応エリア)
②カテゴリ設定を見直す
(「不動産会社」だけでなく、
実際の強みに合わせて追加)
③写真・動画を月1回は更新する
④投稿を週1回、続ける
⑤口コミへの返信を、
一件一件、丁寧に書く
どれも、特別なことではありません。
でも、
9ヶ月放置していた私には、
どれも重かったです。
来週は、
この中でも特に効果を感じている
「口コミ戦略」について。
内見後の一言で、
口コミをいただけるようになった話を
お伝えします。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
第1号 2026年7月24日 ポータルサイトだけに頼っていませんか
こんにちは。
不動産経営コンサルティング ライオネルの
すえひろ雅敬です。
「週刊ライオネル通信」は、
不動産経営コンサルティング ライオネルが、
不動産会社の経営者様に向けて
毎週金曜日にお届けしている
メールマガジンです。
今日から、週に1度、
不動産会社の経営や営業について
私が現場で経験したことを
お伝えしていきます。
第1回の今日は、
集客の「入口」についての話です。
問い合わせは、
どこから来ていますか。
多くの会社にとって、
答えはポータルサイトだと思います。
私も、その一つが
大きな入口であることは変わりません。
でも、それだけに頼っていいのか。
最近、あらためて考えるようになりました。
紹介の力を、
もっと信じてもいいと思うんです。
現地の看板を見て、
直接電話をくださる方。
ご近所の友人、知人から
話を聞いて来てくださる方。
以前、物件を購入してくださった方からの
ご紹介。
弁護士の先生や
司法書士の先生からのご紹介。
実は、私の最近の契約を振り返ると、
近郊の物件は、ほとんどが紹介です。
遠方、他府県で距離が離れている物件は、
ポータルサイトからの問い合わせが
ほとんどです。
近くのお客様には、
顔の見える関係が効いています。
遠くのお客様には、
ネット上での見つけやすさが効いています。
どちらか一方だけでは、足りません。
両方を、育てていく必要があると思っています。
ポータルサイト以外の入口を、
あなたの会社ではどれだけ意識していますか。
看板、紹介、専門家とのつながり。
今日から、少しずつこの入口を増やす
具体的な方法を、一緒に考えていきたいと思います。
来週は、その中でも特に反応が大きい
「Googleでの見え方」についてお伝えします。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
