

実家に、まだ荷物が残っています。
親が使っていた家具。タンスの中の着物。棚に並んだ写真や手紙。
「片づけてから売ろう」と思って、そのままになっている。
そういう方は、少なくありません。
片づけが終わらないまま、何年も過ぎてしまう
休みの日に実家へ行って、荷物を見る。
手を止めて、また箱を閉じる。
「今日はここまで」と思って帰る日が、何度もある。
これは、よくあることです。
親の荷物を片づけるというのは、思い出を一つずつ確認していく作業でもあります。
時間がかかって当然ですし、責められることでは、ありません。
家財が残っていても、売却の相談はできます
ここで知っておいていただきたいことがあります。
家の中に荷物が残っていても、売却の相談や査定は、その時点から始められます。
更地にしてから売る場合も、建物付きのまま売る場合も、
残っている家財をどこまでご自身で処分し、どこから業者に任せるかは、
進め方次第で変わってきます。
買主によっては、家財が残ったままの状態(いわゆる現状のまま)での購入を前提に、
話を進められることもあります。
「全部出してからでないと、不動産会社には相談できない」
と思い込んでいる方もいますが、順番はそうでなくても大丈夫です。
先に話を聞てから、片づけの進め方を一緒に考えることもできます。
寝屋川市や枚方市でも、空き家をめぐる固定資産税や管理の制度は、年々細かく変わっています。
荷物の片づけに時間がかかる間に、知らないうちに制度が変わっていることもあります。
その意味でも、片づけが終わる前の段階で、一度状況を話しておくことには意味があります。
もうひとつ。年末が近づくこの時期は、遺品整理の業者さんも予約が混み合いやすくなります。
「年内に片づけたい」と考えている方が増える時期だからです。
もし業者に依頼する前提があるなら、早めに見積りだけ取っておくという進め方もあります。
見積りを取ったからといって、すぐに契約しなければいけないわけではありません。
急いで全部終わらせなくていい
こう聞くと、早く片づけを終わらせないと、と思うかもしれません。
でも、慌てなくて大丈夫です。
形見として残したいもの、処分に迷うもの。
それらに向き合う時間は、人それぞれ違います。
売却の相談と、片づけを終えるタイミングは、必ずしも同じでなくていいんです。
まずは、今の状態のまま話してみる
荷物が残ったままで構いません。
片づけが半分しか進んでいなくても構いません。
今の状態を、不動産や空き家にくわしい人に話してみる。
それだけで、片づけと売却、どちらを先に進めればいいのか、少しずつ見えてきます。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
