

いま住んでいる寝屋川市で、大きなニュースがありました。
今年7月、市議会で「空き家税」の条例が可決されたのです。市内全域を対象に、売却や賃貸などで市場に流通していない一定の空き家に、新しい税金がかかるようになります。市内全域を対象にした空き家の税は、全国で初めてのことだそうです。
実は、私の会社もこの寝屋川市にあります。地元のことなので、なおさら他人事とは思えませんでした。
実家が空き家のまま、という方は少なくありません
親から受け継いだ実家。
誰も住まなくなってから、もう何年も経つ。
そういう方は、少なくありません。
「そのうち何とかしよう」と思いながら、日々の忙しさに紛れて、そのままになっている。仏壇や荷物のことを考えると、手をつけるのも重たい。
これは、よくあることです。
責められることでは、ありません。
条例の中身を、簡単にお伝えします
新聞報道によると、条例の中身はこのようなものです。
対象になるのは、賃貸に出しているわけでも、売りに出しているわけでもない、使っていない空き家。課税が始まるのは、2029年度からの予定とされています。今すぐではありません。まだ少し先の話です。
すでに売却の相談を進めていたり、市の空き家流通の取り組みを活用していたりすると、対象から外れる場合もあるようです。逆にいえば、「何もしないまま」の家ほど、この先の負担が重くなっていく、ということでもあります。
寝屋川市の市長は、税収を増やすことが目的ではなく、所有者に行動を変えてもらうことが目的だ、と話しているそうです。空き家を放っておかないでほしい、という市からのメッセージなのだと思います。
でも、慌てなくて大丈夫です
こう聞くと、急いで売らないと、と不安になるかもしれません。
でも、慌てなくて大丈夫です。
2029年度までには、まだ時間があります。今日明日で、家をどうするか決める必要はありません。
まずは、今の実家がどんな状態にあるのか。名義は誰になっているのか。そこを整理するところから、始めれば十分です。売るか、貸すか、残しておくか。答えは、それから考えればいいんです。
まずは、今の状況を話してみることから
親が遺してくれた家を、どうするか。
答えはひとつではありません。
ただ、地元の寝屋川市にこうした動きが出てきたことは、少し早めに考えておくきっかけにはなると思います。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
まずは、不動産や相続にくわしい人に、いまの状況を話してみる。それだけでも、ずいぶん見通しが立ちます。
