【不動産会社の違いとは?】

主業務が「売買」、主業務が「賃貸」の不動産会社の違いとは?
不動産会社といっても、すべての不動産が同じ主業務で経営しているわけではありません。

不動産会社は大きく主業務を「売買」としているところと「賃貸」としているところに分けられます。

しかし、不動産業界について知りたいと思っている方の中には、

  • そもそも不動産業界とはどのような業界なのか知りたい
  • 主業務が「売買」の不動産会社と「賃貸」の不動産会社の仕事内容について知りたい
  • 主業務が「売買」の不動産会社と「賃貸」の不動産会社の違いについて詳しく知りたい

などという方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、主業務が「売買」の不動産会社と主業務が「賃貸」の不動産会社の違いが分からないという悩みを解決していきます。

記事の最後では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線で不動産に関してのオンライン相談ができる弊社「有限会社ライフステージ」についても紹介いたします。

主業務が「売買」の不動産会社と主業務が「賃貸」の不動産会社の違いについて知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも不動産業界とは

不動産業界とは、土地・建物などに携わる業界のことをいいます。

公益財団法人不動産流通推進センター発行の「2022不動産業統計集」によると、令和2年度時点で不動産業の法人数は日本全国に353,448あります。

270,555社だった平成13年度からは約8万社増加しています。

つまり、20年間で約8万社増加しており、不動産業の法人数は年々増加傾向にあることが分かります。

さらに不動産業界は細かく「不動産売買」「不動産賃貸」「不動産仲介」「不動産管理」に分けられます。

これら4つを総称して「不動産業界」といい、全国にある約35万社の不動産会社がこの4つのいずれかを主業務として経営しています。

下記、4つについて表にまとめたものです。

不動産売買不動産の購入や販売を行う
不動産賃貸所有している不動産を貸し出す
不動産仲介売主と買主のマッチングを行う
不動産管理賃貸物件や土地の管理を行う

不動産売買」は、主に不動産を購入し不動産を買ってくれる買主を見つけて販売します。

一方「不動産賃貸」は、所有している不動産の貸し出しを行っています。

他にも売主と買主をマッチングさせる「不動産仲介」賃貸物件・土地の管理を行う「不動産管理」があります。

主業務が「売買」の不動産会社と「賃貸」の不動産会社の違いとは?

不動産会社は主業務が「売買」か「賃貸」かで事業内容が大きく異なります。

ここからは、主業務が「売買」の不動産会社の場合と「賃貸」の不動産会社の場合を比較しながらそれぞれの事業内容について詳しく解説していきます。

 主業務が「売買」の不動産会社主業務が「賃貸」の不動産会社
販売物件を探している人に対して営業を行い、不動産会社が所有しているマンションや戸建てなどの不動産を売る仕事 
仲介マンションなどの売りたい不動産を持つ人(売主)と不動産を買いたい人(買主)をマッチングさせる仕事マンションなどの物件を貸す「貸主」と物件を借りる「借主」をマッチングさせる仕事
管理       -不動産経営者に営業し、物件管理を代行する仕事

主業務が「売買」の場合

主業務が「売買」の不動産会社の場合は大きく、マンションなどの不動産を販売する「販売」と、売主と買主をマッチングさせる「仲介」に分けることができます。

・主業務が売買の場合の「販売」

主業務が売買の場合の「販売」は、物件を探している人に営業し、不動産会社が所有しているマンションや戸建てなどの不動産を売る仕事です。

この場合、不動産開発会社であるディベロッパーや住宅メーカーが建設した物件を扱うことがほとんどです。

不動産会社は訪問や電話などによる「飛び込み営業」やチラシやWEBバナーなどの「広告」、問い合わせから営業を行う「反響型営業」を中心に販売を行います。 また、実際に見学してもらいながら営業を行う「住宅展示場」やSNSを通した「SNSマーケティング」が行われることもあります。

主業務が売買の場合の「仲介」

主業務が売買の場合の「仲介」は、マンションなどの売りたい不動産を持つ人(売主)と不動産を買いたい人(買主)をマッチングさせる仕事です。

取引が成立すると、不動産会社には仲介手数料が入り、利益になります。

不動産会社はポスティングチラシなどで、売却できそうな自宅に目星をつけて営業をかけることもあります。

主業務が「賃貸」の場合

主業務が「賃貸」の不動産会社の場合は大きく、不動産会社が管理する物件を増やしていく「管理」貸主と借主をマッチングさせる「仲介」に分けることができます。

・主業務が賃貸の場合の「管理」

主業務が賃貸の場合の「管理」では、不動産経営者に営業し、物件管理を代行します。

この場合、不動産会社には管理を行う物件の家賃約5%が手数料として入り、利益になります。

また、新しい入居者や契約更新の決定の費用も入ります。

不動産会社が行う管理内容は、入居者を募集するところから退去時の手続きまで多岐にわたるのが特徴です。


・主業務が賃貸の場合の「仲介」

主業務が賃貸の場合の「仲介」は、マンションなどの物件を貸す「貸主」と物件を借りる「借主」をマッチングさせる仕事です。

主業務が売買の場合は、売主と買主をマッチングさせる仕事だったのに対し、主業務が賃貸の場合は「貸主」と「借主」をマッチングさせます。

また、物件を借りる「借主」は、自分が住んで生活するための「居住用」と会社や店舗としてビジネスをするための「事業用」の2つに分けられます。

主業務が賃貸の場合の「仲介」は、不動産会社側からではなく、お客さんの方から不動産会社を訪れる「反響型営業」がほとんどです。

不動産についての相談をするなら実績のあるところへ相談することが大切

ここまでは、主業務が「売買」の不動産会社と主業務が「賃貸」の不動産会社の違いについて解説してきました。

最後に不動産の相談をするうえで大切なことは、実績のある不動産会社へ相談することです。

例えば不動産の「売買」についての相談をしたい場合に、主業務が「賃貸」で「売買」の実績が少ない不動産会社に相談すると不利になってしまう可能性があるからです。

「売買」についての相談をしたい場合は、その地域での「売買」の実績が数多くある不動産会社へ相談するのがベストです。

そのため不動産についての相談をする際は、あらかじめ不動産会社のHPやリーフレットなどを確認し、相談したい内容の実績がある会社かどうか確認するようにしましょう。

実績についての詳しい記載がない場合は、口コミを参考にしたり、実際に問い合わせてみたりするのもおすすめです。

大阪府枚方市・寝屋川市・京阪沿線で不動産の不動産売却に関する相談をするなら「有限会社ライフステージ」
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有限会社ライフステージ

監修 すえひろまさのり
 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
 住宅ローンアドバイザー、ホームインスペクター
 定借アドバイザー、少額短期保険募集の資格を持ち
 不動産業界30年以上のキャリアの持ち主。
 弁護士、司法書士との連携があり成年後見、任意売却
 も得意とする。
 土地や建物の査定・賃貸・売買・管理・改装工事など
 今も自ら携わる、現場主義。