【不動産の終活】

終活で不動産はどうしたらいいの?
不動産について考える重要性についても詳しく解説

人生の終わりに向けて“財産整理”する「終活」について考えている人も多いのではないでしょうか。

その終活を進めていく中で、「不動産」について考えることはとても重要です。

しかし、終活で不動産について真剣に考えたいけど、

  • そもそも終活とは何なのか知りたい
  • 終活で不動産をどうするべきか知りたい
  • 不動産の終活でやるべきことを知りたい

という疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、終活で不動産をどうしていいか分からないという疑問を解決していきます。

あわせて終活で不動産について考えておくことが重要である理由についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

また、記事の最後では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線で終活の不動産についてのオンライン相談ができる弊社「有限会社ライフステージ」についても紹介いたします。

終活で不動産について検討していきたいという方はぜひ最後までご覧ください。

そもそも終活とは

TVやニュースなどで「終活」という言葉をよく目にするという人も多いと思います。

しかし、そもそも終活とはどのような意味や目的があるのでしょうか。

終活とは、人生の終わりに向けて行う“財産の整理”のことを意味します。

自分の人生を振り返り向き合うことで、人生の終わりまでにしたいことやするべきこと・手放すべきものなどを整理して、残りの人生を自分らしく充実したものにするのが1番の目的です。

また、自分の死後に残される家族にかかる負担をなるべく減らすという目的もあります。

そのために、自分のお葬式やお墓、相続などの準備を進めるのが終活です。

終活で不動産について考えておくことが重要である理由

冒頭で述べた通り、終活で不動産について考えておくことはとても重要です。

それでは、終活で不動産について考えておくことが重要である理由は何でしょうか。

基本的に財産は子どもや配偶者など相続人に相続されることになりますが、トラブルが発生することもあります。

その中でも不動産は、

  • 価格の変動がある
  • 分割するのが難しい
  • 不動産活用が成功するとは限らない
  • 維持に費用がかかる

などの理由から、トラブルになる可能性が高いという特徴があります。

そのため、不動産の相続は特に慎重に行う必要があります。

相続で大切な子どもや親族間にトラブルが発生したり、負担をかけてしまったりすることを避けるためにも、終活における不動産はとても重要なのです。

相続について親族と話し合ったり専門家にアドバイスをもらったりしながら、早めに考えていくようにしましょう。

終活で持ち家などの不動産はどうするべき?

トラブルを避けるためにも、終活で不動産について考えておくことはとても重要であることが分かりました。

では、具体的に持ち家などの不動産はどうしたら良いのでしょうか。

ここからは、持ち家などの不動産を終活ではどのようにしたらいいのか選択肢を4つ紹介します。

生前贈与する

1つ目は、亡くなる前に相続人に不動産を贈与するという「生前贈与」です。

生前贈与では、残された子どもや親族が不動産を相続したときにかかる相続税の課税額を減額できるというメリットがあります。

また、被相続人は相続したい人に確実に不動産を相続できるので、安心です。

さらに、今後資産価値が上がりそうな不動産は、遺産相続するよりも生前贈与で相続税を支払う方がお得な場合が多くなります。

しかし、生前贈与には贈与税・不動産取得税・登録免許税などの税負担があり、まとまったお金が必要になる場合があるので注意が必要です。

売却する

2つ目は、不動産を売却して現金化するという方法です。

売却は、資産価値が下がる前に行うのがコツです。

また、現金化することによって、複数の遺族がいる場合でも相続が円滑に進むというメリットがあります。

さらに、不動産を所有している場合にかかる経費固定資産税がかかりません。

しかし、現在の持ち家を売却する場合は、売却後から死ぬまで住む家を失ってしまうことになります。

そのため、アパートを借りたり子どもと同居したりするなど、事前に住む場所を確保してから売却するようにしましょう。

相続する

3つ目は、亡くなってから相続人が「相続」するという方法です。

相続には、亡くなるまで住み慣れている家に住めるというメリットがあります。

また、売却や生前贈与と比べると税金にかかる負担が軽くなります。

しかし、先述の通り不動産の相続にはトラブルが発生しやすいというデメリットがあります。

また、被相続人が亡くなってから売却となると、その分手間もかかります。

不動産を活用して老後資金を準備する

4つ目は、不動産を活用して老後資金を準備するという方法です。

例えば、家族が減って部屋が余っている家を売却して、老人ホーム入居の資金にするという方法です。

階段が辛くなってきた2階建てを売却して、生活に便利な場所のマンションに移る資金にするなど、今後の老後のために利便性を求めるのも1つの手です。

また、持っている不動産を賃貸に出して収入を得るという方法もあり、定期的な収入が入ってくるというのが大きなメリットです。

しかし、不動産活用については「売却が思うようにいかない」「次の住居が確保できない」などのリスクも伴うので、不動産活用を検討している人は専門家に相談してみるのがおすすめです。

冒頭で説明した通り、終活の目的はあくまでも「残りの人生を自分らしく充実したもの」にすることです。

残される子どもや親族への負担を軽くすることも大切ですが、残りの人生がより豊かなものになるような選択ができるのがベストです。

不動産の終活でやるべきこと

ここまでは、持ち家などの不動産を終活でどのようにしたらいいか具体的に説明してきました。

不動産に関しては複雑でトラブルも多いので、慎重に行う必要があります。

ここからは不動産の終活でやるべきことについて2つ紹介します。

所有財産についての記録を残しておく

終活するうえで大切なことは、自分が持っている財産についての記録をしっかりと残しておくことです。

相続する財産は、相続税の有無にも関わってきます。

また、評価額の調査などで得られた資料権利書不動産購入時の資料は必ず分かる場所に保管しておきましょう。

遺言書を作成しておく

トラブルを回避して相続したい人に確実に相続できるよう、遺言書を残しておくことも大切です。

遺言書は日付を記載する自筆で記入するなどの要件を満たしていないと法的に有効とみなされないため、慎重に行う必要があります。

また、法定相続人には生きているうちに相続についての説明を滞りなく行いましょう。

大阪府枚方市・寝屋川市・京阪沿線で終活の不動産についての相談をするなら「有限会社ライフステージ」

有限会社ライフステージ(大阪府寝屋川市石津南町8-7)では、オンラインで気軽に終活の不動産についての相談が行えます。

オンライン相談では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線を中心に土地の売買賃貸など数多くの実績のある専門家によるアドバイスが受けられます。

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  • 終活のために持ち家を売却したい
  • 持ち家の相続について相談したい
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など、終活についての不動産のお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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有限会社ライフステージ

監修 すえひろまさのり
 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
 住宅ローンアドバイザー、ホームインスペクター
 定借アドバイザー、少額短期保険募集の資格を持ち
 不動産業界30年以上のキャリアの持ち主。
 弁護士、司法書士との連携があり成年後見、任意売却
 も得意とする。
 土地や建物の査定・賃貸・売買・管理・改装工事など
 今も自ら携わる、現場主義。