【住宅ローンの支払いが難しくなった時】

住宅ローンが支払えないときは専門家に相談するべき!

対処法についても詳しく解説

近年、新型コロナウイルスによる給料減や時短営業などの影響により、住宅ローンが支払えないという人が増加しています。

しかし、住宅ローンの支払いが難しくなったからといって、返済しないわけにもいきません。

返済を滞ると最悪の場合、強制退去になってしまう可能性もあるからです。

住宅ローンの支払いが難しいと感じる方の中には、最悪のケースを避けるためにも、

  • 住宅ローンを滞納したらどうなるのか知りたい
  • 住宅ローンが支払えないときの対処法について知りたい

などという方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、住宅ローンが支払えないときにはどうしたらいいのかという悩みを解決していきます。

記事の最後では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線で「個人再生の査定書作成依頼」や「任意売却」に関してのオンライン相談ができる弊社「有限会社ライフステージ」についても紹介いたします。

住宅ローンの支払いが苦しくて困っているという方は、ぜひ最後までご覧ください。

住宅ローンの返済が苦しくなる理由とは?

住宅ローンの支払いは決して安いものではなく、月に数万円~数十万円の支払いを継続して行わなければなりません。

そのため、さまざまな事情により、住宅ローンの支払い難しいと感じる方も少なくありません。

ここからは、住宅ローンの支払いが苦しくなる主な理由を2つ紹介します。

収入が減る

そもそも住宅ローンは、一括で住宅を購入するのが難しい人が毎月少しずつ返済できるように作られた制度で、月々の収入から支払いの目途を立てて住宅ローンを返していくという人がほとんどです。

そのため、収入が減ってしまうと、必然的に住宅ローンの支払いも厳しくなります。

収入が減る原因は、転職減給ボーナス・残業代カットなどさまざまですが、最近では新型コロナウイルスによる事業悪化時短勤務も原因になっています。

また、定年後の退職も収入が減る原因の1つです。 年金の受給が65歳以上になったこともあり、特に60歳で退職してしまう人の場合、年金を貰うまでの5年間は生活するので精一杯という状況に陥りがちです。

予想していなかった出費
子どもの誕生による教育費用や親の介護費用など、ライフステージの変化も住宅ローンの支払いが苦しくなる要因の1つです。

たとえ収入に変化がなくても、子どもの大学進学に予定よりもお金がかかってしまった、思いのほか介護費用がかかってしまったなど、住宅ローンを組むときには予定しなかった出費がかさむこともあります。

その場合、収入に対しての支出が多くなり、住宅ローンの支払金を用意するのが難しくなってしまいます。

そのため、ライフステージで起こりうるイベントやリスクを想定し、無理のない住宅ローンを組むことが大切です。

住宅ローンを滞納したらどうなる?

では、収入の減少や思わぬ出費などによって、住宅ローンを滞納してしまった場合はどのようなことが起きてしまうのでしょうか。

ここからは、住宅ローンを滞納したらどうなるのかについて詳しく説明します。

電話が来たり督促状が送られてきたりする

住宅ローンの引き落としをする口座に十分な額を入れられていなかったことが何度もあるという場合に経験がある方もいらっしゃると思いますが、支払いの滞納期間1ヵ月~3ヵ月ほどで督促状が届きます。

ただ、口座にお金を入れ忘れていたというミスは誰にでも起こり得ることです。

しかし、この入れ忘れを何度も繰り返してしまうと、督促状が届いたり電話がかかってきたりするので注意するようにしましょう。

期限の利益喪失通知書が送られてくる

督促状にも対応せずに支払いを4ヵ月以上滞納した場合、「期限の利益喪失通知書」が送られてきます。

期限の期限の利益喪失通知書が送られてくると、ローンで支払う権利がなくなってしまいます。

そのため、ローンの支払いが苦しく滞納を続ける中でも、強制的に分割で支払うことができずに一括返済せざるを得なくなってしまいます。

競売にかけられてしまう

住宅ローンの支払いを半年以上滞納すると、最終的に金融機関による競売にかけられてしまいます。

つまり、住宅ローン支払い中の家を強制的に売りに出されてしまうのです。

また、競売にかけられた家が売れると退去しなければならず、売却して得られるはずの現金も当然受け取ることができません

さらに新しい住まいに移るための引っ越し費用や新しい住まいの家賃などがかかってしまうので、避けたいところです。

住宅ローンが支払えないときの対処法とは?

滞納し続けてしまうと、一括払いが命じられたり、最悪の場合は競売にかけられたりしてしまうことが分かりました。

しかし、これらの事態を避けたいとはいえ、どうすることもできない場合もあります。

では、住宅ローンが支払えないときにはどのように対処したらいいのでしょうか。

ここからは、住宅ローンが支払えないときの対処法を5紹介します。

生活を切り詰める

収入が減ったのに前と変わらない生活をしているという場合は、無駄な出費がないか見直してみましょう。

例えば、外食を減らす携帯を格安プランに変更する保険を解約するなどです。

ほかにも電気代などの光熱費を安くできるように意識する無駄なものを買わないお酒やたばこなどの嗜好品をやめてみるなど、小さなことでも節約を心掛けることで住宅ローンの支払いができるようになる可能性があります。

返済プランを変更する

金融機関によっては、住宅ローンの返済プランの変更に応じてくれるところもあります。

そのため、今の月々の返済額で苦しい場合、まずは金融機関に相談してみることをおすすめします。

解決策としては例えば、月々の返済額を減らしてもらう返済期間を延長してもらうボーナス払いを一旦中止するなどさまざまなケースがあります。

また、休職やコロナ禍の時短営業などで一時的に支払いが苦しくなっている場合は、その期間のみ金利での支払いで賄う返済猶予という方法もあります。

今の状況や今後の見通しなどを伝えた上で、自分に合った返済プランの変更ができるのがベストです。

任意売却する

競売にかけられる前に任意売却し、家を売ってしまうという方法もあります。

万が一競売にかけられてしまうと、通常よりも売却価格が安くなってしまううえ、売却価格はすべて住宅ローンの返済に充てられます。

また、家がなくなったあとも返済義務が消えることがありません

さらに、強制的に立ち退きが命じられるので、引っ越し時期も選べず路頭に迷うことになります。

一方で任意売却の場合は、競売よりも売却価格が高くなりやすかったり引っ越し費用を確保できたりする可能性もあるのです。

そのため、家を手放すのであれば、競売にかけられる前に任意売却してしまうのがおすすめです。

任意売却を検討する場合は、一度不動産の専門家に相談してみましょう。

個人再生の査定書作成を依頼する

個人再生とは、債務者が裁判所に申し立てをすることで、3年~5年の分割で減額された債務を支払い、残った債務は免除されることをいいます。

しかし、この個人再生は裁判所で進められる厳重な手続きであるため、個人で行うのは難しいとされています。

個人で揃えなければならない書類もありますが、査定書などは専門家に相談し、作成依頼するのがおすすめです。

自己破産する

抱えている債務をリセットし、自己破産をするのも対処法の1です。

自己破産する場合は、地方裁判所に申し立てをする必要があります。

ただ、自己破産をしてしまうことによるデメリットもいくつかあります。

例えば、クレジットカードの審査に通らなくなったり就職しにくくなったりするなどです。

そのため、自己破産はなるべく避け、最終手段だと考えておくのが賢明です。

大阪府枚方市・寝屋川市・京阪沿線で売却の相談や個人再生の査定書作成を依頼するなら「有限会社ライフステージ」


有限会社ライフステージ(大阪府寝屋川市石津南町8-7)では、オンラインで気軽に住宅ローンや個人再生に関する相談が行えます。

オンライン相談では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線を中心に土地の売買賃貸など数多くの実績のある専門家によるアドバイスが受けられます。

大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線で、

  • 住宅ローンの相談がしたい
  • 個人査定の査定書を作成して欲しい
  • 家の売却について相談したい

など、不動産のお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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有限会社ライフステージ

監修 すえひろまさのり
 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
 住宅ローンアドバイザー、ホームインスペクター
 定借アドバイザー、少額短期保険募集の資格を持ち
 不動産業界30年以上のキャリアの持ち主。
 弁護士、司法書士との連携があり成年後見、任意売却
 も得意とする。
 土地や建物の査定・賃貸・売買・管理・改装工事など
 今も自ら携わる、現場主義。