不動産を売却するときの手続きの流れとは?
必要書類や不動産会社選びのコツについても解説!
「空き家を持っている」「実家を相続した」などの理由から、不動産を持っている方も少なくありません。
近年では、地方に空き家を持っているけど仕事や持ち家が都会にあるので、なかなか管理ができないという事例も増加傾向にあります。
そのような不動産は売却して現金化するのも方法の1つです。
しかし、不動産売却を検討している方の中には、
- 不動産を売却する際の具体的な手続き方法について知りたい
- 不動産を売却するときに必要な書類について知りたい
- 不動産会社を選ぶときのコツについて詳しく知りたい
などという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、不動産売却を検討しているけど不動産売却の流れが分からないという悩みを解決していきます。
記事の最後では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線で不動産売却などに関してのオンライン相談ができる弊社「有限会社ライフステージ」についても紹介いたします。
不動産を売却する際の手続き4ステップについて分かりやすく解説していくので、不動産売却を検討していて不動産売却の流れが知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産を売却するときの手続きの流れ4ステップ
不動産を売却するときは、いくつかの手続きを行わなければなりません。
しかし不動産売却を検討しているけど、売却の手続きが複雑そうなために放置してしまっているという方も少なくありません。
では、具体的にはどのような手続きを踏めば良いのでしょうか。
ここからは、不動産を売却するときの手続きの流れ4ステップについて詳しく解説していきます。
不動産売却に関する必要な情報を集める
あらかじめ不動産の売却に関する情報を収集せずに、いきなり不動産会社をあたると、悪徳業者に相場よりもかなり安い金額で売却されてしまう可能性も否定できません。
そのような事態を招かないためにも、不動産を売却する際は近隣の売却物件などの相場を調べ、自分が所有している物件が大体どれくらいで売却できそうか調べておくことが大切です。
周辺相場は不動産サイトなどで検索することが可能です。
あまりにも相場とかけ離れた売却金額を提示された場合は疑ってみるようにしましょう。
専門家に売却相談をする
周辺相場などに関する必要な情報が集められたら、不動産会社に相談して具体的な売却手続きを進めていきます。
また、不動産会社を選定する際は、その不動産会社に豊富な売却実績があるかどうかについて確認しておくことも大切です。
不動産会社に相談する際は、希望の売却までの期間・売却金額などについて伝えられるように準備しておきましょう。
売却したい物件の査定をする
不動産会社への相談後は、不動産会社に物件の査定をしてもらいます。
不動産会社が行う査定方法には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
机上査定は近隣の例などを元に査定額が算出されるのに対し、訪問査定では不動産会社の担当者が直接物件に訪れて査定します。
そのため机上査定に比べると、直接不動産を見て査定してもらえる訪問査定の方がより正確な査定ができます。 また、不動産会社によっても算出される査定額が異なるため、「より希望価格に近い金額で売却したい」「時間がかかってもいいから比較検討して慎重に売却したい」という場合は複数の不動産会社へ査定依頼してみるのがおすすめです。
不動産会社と媒介契約を結ぶ
不動産の査定完了後は、不動産会社と契約(媒介契約)を結び、不動産会社に買い手を探してもらいます。
この媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。
2社以上の不動産会社へ依頼するときは「一般媒介契約」になりますが、1社のみへ依頼する場合は「専属専任媒介契約」か「専任媒介契約」になります。
購入の申込があった後に売買契約を結ぶ
購入を希望する相手が見つかれば、不動産会社から「購入申込書」が渡されます。
購入申込書には購入希望者の希望の条件が書いてあるので、これらを検討して、売買契約の手続きを進めていきます。
また、もしも購入申込書記載の条件を変更したい場合は、不動産会社を通して購入希望者と交渉してもらいます。
双方が条件に合意できれば、いよいよ売買契約を結びます。
売買契約の際は売買契約書を交わしますが、売買契約書には売買価格や不動産の詳細、引き渡しの日にちなどが記載されています。 記載内容に誤りがないか、再度慎重に確認するようにしましょう。
不動産を買主に引渡す
売買契約が完了したら、売買代金から手付金を引いた金額を受け取り、管理費や固定資産税を清算します。
登記に関する申請は、司法書士に依頼しましょう。
決済が完了したらいよいよ不動産の引き渡しです。
引き渡しまでに引っ越し業者の手配など引き渡しに必要な準備をしておくことも忘れてはいけません。
また、住宅ローンが残っている状態で不動産を引き渡す際は、それまでに抵当権抹消の手続きを忘れずに行いましょう。
抵当権を抹消するには、金融機関での手続きが必要なので、早めに相談する必要があります。
また、媒介契約を締結した不動産会社に相談し、抵当権抹消の手続きを進めていく方法もあります。
不動産を売却するときに必要な書類とは?
不動産を売却する際は、必要な書類を集めて提出する必要があります。
不動産売却に必要になる主な書類は以下の通りです。
売却する物件の種類(戸建てかマンションか)などによっても必要になる書類は異なるので、事前に不動産会社に確認し、準備できるものは早めに準備しておくようにしましょう。
- 身分証明書(マイナンバーカードや運転免許証など写真付きのもの)
- 登記済権利書・登記識別情報
- 固定資産税・都市計画課税証明書
- 固定資産評価証明書
- 建築確認済証
- 地積測量図
- 境界確認書
- ローン残高証明書
- ローン返済予定表
- マンション管理規約
- 通帳
- 印鑑証明書
- 印鑑(実印)
- 住民票
など
不動産会社を選ぶときのコツとは?
不動産会社を選ぶときのコツは、「実績がある」かつ「サポートを親身に行ってくれる会社」を選ぶことです。
つまり、信頼できる会社かどうかを見極めることが大切です。
不動産会社のHPや口コミなどを参考に複数の不動産会社を比較検討し、気になる不動産会社を数社に絞って相談してみましょう。
ただし、売却金額や大げさな表現(相場以上で)については、HPやチラシなどを鵜呑みにするのは危険です。
また、不動産会社によって得意分野やサポート内容が大きく異なる場合があります。
そのため、不動産を売却するうえで自分が何を重視したいのか明確にし、譲れない条件を満たしているかどうかを基準に選定するのもおすすめです。
大阪府枚方市・寝屋川市・京阪沿線で不動産の不動産売却に関する相談をするなら「有限会社ライフステージ」
有限会社ライフステージ(大阪府寝屋川市石津南町8-7)では、オンラインで気軽に不動産売却に関する相談が行えます。
オンライン相談では、大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線を中心に土地の売買や賃貸など数多くの実績のある専門家によるアドバイスが受けられます。
大阪府枚方市・寝屋川市、京阪沿線で、
- 不動産売却に関する相談がしたい
- 不動産の査定を依頼したい
- 不動産売却の流れについて詳しく知りたい
など、不動産のお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
監修 すえひろまさのり
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
住宅ローンアドバイザー、ホームインスペクター
定借アドバイザー、少額短期保険募集の資格を持ち
不動産業界30年以上のキャリアの持ち主。
弁護士、司法書士との連携があり成年後見、任意売却
も得意とする。
土地や建物の査定・賃貸・売買・管理・改装工事など
今も自ら携わる、現場主義。