住宅の切り離し

長屋住宅にお住まいの方が、
隣を壊して新築の住宅を建てるので、
不動産業者から同意書にサインするように言われているから、
同意書にサインをしても良いか中身を見てもらえないかと、
知人(相談者)から電話がかかってきました。

相談者の隣の家2軒を潰して、
新築住宅を建てるらしいです。

その同意書には、
隣の建物を解体すると、
相談者の建物がお隣に越境している部分が残ります。

厳密には、建物の柱が半分ずつの所有になっているので、
お隣の所有している柱の半分が残っている状態です。

この部分はお隣の方の所有部分なので、
相談者が建替えを行う時に、
境界線から下がるように記載されています。

相談者が建物を売った場合には、
次の購入者に伝えて継承してもらう事と書かれていました。

このままこの状態で、
住んでいる分には問題は無い事なので大丈夫ですよ。
と、
お伝えすると「ホッ」とされていました。

出来れば、
隣の建物を解体する前に、
相談者の室内の壁などの写真を撮っておき、
工事する業者と共有しておく方が良いです。

相談者の室内の壁に傷などが出たときの証拠にもなります。

解体業者や不動産業者は逃げる事もあるので、
写真などを撮っておくべきです。

解体工事でのトラブルの原因となる可能性があるので
その時のために写真を撮る事をお勧めしました。

これから、長屋住宅の建替えは増えてくると思います。

市町村も長屋やアパートを壊して
建て替えをする方向性に向っています。

市町村によっては、
解体費用の助成金も出る地域もあります。

しかし、解体される隣の立場に立てば、
騒音はするし、埃は出るし
被害というか迷惑を受けることは間違いないので、
その覚悟も必要になります。

でも、
火災の事や隣の話し声や物音の事を考えれば、
建物は離れている方が良いしプライベートも守れます。

解体している間は辛抱が必要ですが、
このような物件に住んでいる方は、
お互い様の部分があるので仕方がないことですが、
なるべくストレスを感じないように
工夫して過ごしてくださいね。